続・ #metoo :揺り戻しが来る日
こういう人がいても良いだろうと思ってビデオ全部見てストーリー追ってみたけど、この人「○○○という理由でリベラルになったが同じ理由でリベラルをやめる」と言っておきながら、それが事実.. https://t.co/NR529f179s— Dr. RawheaD (@RawheaD) 2018年9月13日
「昔々、私はリベラルだった。」https://t.co/t4RRVEp5EJ にコメントしました。
昨日も書いたが、この人物、「○○○という理由でリベラルになり、同じ理由でリベラルをやめた」とか言ってるくせに、その後共和党やトランプはもとより、FOXやInfoWarsにまで擦り寄ってるので、完全パブリシティ・スタントでしかないことが露呈してるんですよね。— Dr. RawheaD (@RawheaD) 2018年9月13日
このタイミングでこういうビデオがバイラルに広がった背景には11月に差し迫った中間選挙で予想されてるブルー・ウェイヴ(トランプ政権/共和党に反発して民主党に大量の票が流れる)を脅威に感じてる共和党/保守連中による持ち上げてと拡散があるのはもちろんだが、— Dr. RawheaD (@RawheaD) 2018年9月13日
【参考】何よりも、米国内に混乱と政治に対する不信をもたらしたいロシアのボットによる大量のRT/拡散があったことが分っている。— Dr. RawheaD (@RawheaD) 2018年9月13日
本当に冷静に、国民にとって、自分にとって、国にとって何が良いかを考えたい人なら、こういうミームの拡散に荷担して喜んでたらあかんと思いますね┐(´~`)┌
『昔々、私はリベラルだった。』
『 ウォークアウェイという新しい草の根運動がちょっと気になってる 。 これはリベラルに愛想をつかした一般市民が民主党を捨ててトラン プ氏を支持するという個人的体験の告白と宣言のこと』
女性を憎悪する「インセル」とは? モテない男性の心の闇をネットが加速させる。(2018/07/ 30)
「#MeToo運動」のバックラッシュ。 米国男性が気勢を上げる「MGTOW」ムーブメント
(水次祥子 2018.03.21)
【筆者註】パブリシティスタンド: 大掛かりなディスプレイや奇抜なイベントなど、 宣伝のために人目を引く行為のことをいう。https:// kotobank.jp/word/%E3%83%91%E3% 83%96%E3%83%AA%E3%82%B7%E3%83% 86%E3%82%A3%E3%83%BB%E3%82%B9% E3%82%BF%E3%83%B3%E3%83%88- 23174
以前『 #metoo 』運動に関するネタを書いたが、
それに対する反動的な動きが米国で出ているようである。
詳細は上記のツイッターの投稿やまとめサイトや各ウエブ媒体の記 事をご覧いただくとよいが、 これらの動きを笑ってやり過ごしていいのか、 無視すればいいのか、といえばそうは言えないのではないか。
1990年代の半ば頃、 当邦の近代史に関して小林よしのりがどんな漫画を描いていたか、 どんな主張をしていたが、それらが何をもたらし、 2018年の今にどんな影響を残しているか、もしかして、 当時小林よしのりを笑ってやり過ごしてきたのではないか、 ということを考えれば、今のうちに『芽』 を摘んでおくべきではないか、と思っている。
上記の『ウォークアウェイ』『インセル』『MGTOW』 などの米国社会で起こりつつある『揺り戻し』、 特にフェミニズムに関わっている方々や『リベラル派』の方々は、 黙っているとか笑ってやり過ごしているうちに取り返しがつかない 事態になる前に何かしら手を打つべきではないか。
当邦は『文明を生み出す力のある『人工国家』』 アメリカ合衆国の後追いをやりがちな国であるがゆえ、 この動きは追いかけておくべきであろう。
2000年代初頭からオルタナ右翼(ネット右翼) が当邦のインターネットの言論空間を主導してきたが、 彼等がかつての左翼運動を手本にしてきたのではないか、 私達が経験してきた公的教育に対する反動的なものではないか、 という人がいる。
それを考えれば、今般の米国社会の(一部であっても) 動きを無視すると、大火傷、 それどころか左派やリベラル派の致命傷になりはしないか、 と筆者は危惧する。
『ウォークアウェイ運動』 の典型例として紹介されている動画を観た方の書き起こしのまとめ を一読したレベルでしかないが、筆者も何かしらのきっかけで『 ウォークアウェイ運動』や『インセル』の側に『転ぶ』 可能性がある、と思っている。
かつて筆者と一部リベラル派との関係が拗れ、 結果としてツイッターのアカウントを閉鎖したのも、今考えれば『 ウォークアウェイ』の一形態なのかもしれないし、 かつて筆坂秀世氏が共産党内部でのトラブルの後に共産党を離れた のもそう言えるのかもしれない。
ちなみに近年の筆坂氏は保守系・ 右派系の雑誌などに寄稿しているようである。
仲間だと思っていた特定のグループの構成員が、 その仲間から村八分にされたり、 コミュニケーションを拒絶されること(つまり、 仲間はずれにされること)が、どういう行動につながるのか、『 ウォークアウェイ』や『インセル』 はそれの一形態と考えることはできないか。
そういうことへの想像力に欠けるのであれば、あなたたちは、 そして筆者自身も、仮に今所謂『インフルエンサー』 だとしてもいつか化けの皮を剥がされ『ただの人』に戻る、( それだけで済むといいが)、有名人になりたければ、 社会的地位を得たければ、今の地位を維持したければ、 それを考え直すべきではないか、と言いたい。
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