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『保守』『左派』として

View this post on Instagram Takehisa Matsuda - Lifelogさん(@matsuda_take)がシェアした投稿 - 2018年10月月15日午後9時25分PDT View this post on Instagram Takehisa Matsuda - Lifelogさん(@matsuda_take)がシェアした投稿 - 2018年10月月15日午後9時57分PDT 最近『保守のヒント(著:中島岳志)』という著書を拝読した。 『左派』というか『リベラル』だと思っていた筆者が、不運にも『同志』だと思っていた連中のいざこざを目にして嫌気がさし、衆院選と前後してツイッターから離脱してから、ずっと『リベラル』『保守』『右派』『左派』とかいう類のくくりと自分の関係を考え、このブログでも書き殴ってきた。 そんな中、『保守のヒント』を手に取り、長崎くんち観覧に向かいながら読むことにした。 1:『左派』か『右派』か 筆者の政治的な立ち位置は、おそらく『左派』である。 まず、「人間の理性によって理想社会を作ることが可能であると考える立場」を中島は『左派』と解している。 この点で筆者は中島の定義する『左派』にほぼ同じ立ち位置であると考えている。 中島は、未来は進歩する、人間の理性によって平等社会を形成するすることが可能だと考え、 『平等社会を作るための手段を〈国家〉に委ねるのか否か』という点で、 国家を通じて再分配による平等の実現を目指す立場を『共産主義、国家社会主義』と定義している。 『共産主義、国家社会主義』を、エリートの理性を信頼し、優れた理論を体得した人間が設計したグランドデザインに沿って社会を作っていけば、すばらしい理想社会が出来上がると考える傾向がある、と述べている。 『社会民主主義』については、『国家を使った平等社会の実現でも、民主主義の原則は守らないといけない』とし、『議会政治を通じて資本主義経済のもたらす弊害(貧富の格差)を是正し、国民の生活保障の実現を目指す』 『国家リー

食欲の秋:食うこと、食わせること

View this post on Instagram Takehisa Matsuda - Lifelogさん(@matsuda_take)がシェアした投稿 - 2018年 6月月27日午前3時01分PDT View this post on Instagram Takehisa Matsuda - Lifelogさん(@matsuda_take)がシェアした投稿 - 2018年10月月26日午前7時00分PDT 1:食べてもらうこと 見知らぬ他人に食事やそのサービスを提供する仕事は、ものすごくおそろしい。他人の口をこじ開けて、自分の手に掴んだ食べ物をねじ込んで、「ありがとう美味しかったです」と感謝されてお金をもらう…そんなことをどうやって仕事にするんだよ、あり得ないよ…と、今でもときどき考えて身震いします。 pic.twitter.com/3R32GdLEN3 — 一色登希彦 (@ishikitokihiko) 2018年8月24日 『見知らぬ他人に食事やそのサービスを提供する仕事は、ものすごく おそろしい。他人の口をこじ開けて、自分の手に掴んだ食べ物をね じ込んで、「ありがとう美味しかったです」 と感謝されてお金をもらう…そんなことをどうやって仕事にするん だよ、あり得ないよ…と、今でもときどき考えて身震いします。』( 2018/08/24) 以前なんとも無しに拝読した、漫画家・一色登希彦氏のこの投稿で 、飲食の仕事というものはよくよく考えるととてつもない仕事なの かもしれない、と改めて思わされた。 以前、筆者は北九州のある店で焼きカレーを頂いたことがある。 その時思ったことは、『毎日、料理の質を落とさず安定して客に出 すことは実はとても難しいことなんじゃないのか』 ということであった。 飲食店は長く事業を続けることが極めて難しい事業であると言われ ている。 老舗のお店であっても、経営者の生活自体が事業だけでは成り立た なくなりつつあるようである。 参考 https://news.yahoo.c