食欲の秋:食うこと、食わせること
1:食べてもらうこと
見知らぬ他人に食事やそのサービスを提供する仕事は、ものすごくおそろしい。他人の口をこじ開けて、自分の手に掴んだ食べ物をねじ込んで、「ありがとう美味しかったです」と感謝されてお金をもらう…そんなことをどうやって仕事にするんだよ、あり得ないよ…と、今でもときどき考えて身震いします。 pic.twitter.com/3R32GdLEN3— 一色登希彦 (@ishikitokihiko) 2018年8月24日
『見知らぬ他人に食事やそのサービスを提供する仕事は、ものすごく
以前なんとも無しに拝読した、漫画家・一色登希彦氏のこの投稿で
以前、筆者は北九州のある店で焼きカレーを頂いたことがある。
その時思ったことは、『毎日、料理の質を落とさず安定して客に出
飲食店は長く事業を続けることが極めて難しい事業であると言われ
老舗のお店であっても、経営者の生活自体が事業だけでは成り立た
参考
https://news.yahoo.co.jp/bylin
飲食店は生半可なことでは続けることができないのではないか。
筆者は休日に自炊したり、料理教室に通って調理の仕方のネタを仕
2:食わせていくこと(中国の歴史を中心に)
話のスケールは変わるが、飯を食うことそのものが、国家の存亡に
飯と国家の関係について、司馬遼太郎が『長安から北京へ』で触れ
まずは、中国の歴史と飯を食わせることの関係について。
『…中国を歩いていて、中国人がこのひろい国土のすみずみにいた
『中国の歴史は、四捨五入していえば流民(あるいは農民暴動)の
この国の農業条件は、気候の面からも水利の面からもじつに多様で
『(中国史の英雄の大小について)大小の規準はどれほどの数の流
『逆にいえば王朝が衰弱するのは干魃などの天災による流民の大量
日中の為政者の相違点については、飯を食わせることが切実な課題
『…将軍という為政者は鎌倉、室町、江戸を通じ、大名対策をおこ
『要するに、流民が政治をゆるがすほどの量では出ないという日本
『いまの中国は、はるかな紀元前からつづいているこの文明圏にあ
あくまでも司馬の個人的見解であることを前提として解釈しておく
もっとも、一党独裁や共産主義自体が孕む欠陥が人びとに影響を及
3:飯を食うことと政治について
いわゆる『マズローの自己実現理論』
https://ja.wikipedia.org/wiki/
という理論にある、『生理の欲求』の一つである、食に関する欲求
その上に、『安全』『社会』『承認』『自己実現』の欲求があると
タコツボかしつつあるソーシャルメディア、とりわけツイッターの
大多数の人びとが党派争いではなく、声なき声がサルベージされ、
そして、歴史を振り返れば、政治というものの要素の一つとして、
手前味噌だが、『食い物の恨み』というものも忘れている人も、案
https://onthewayinkyushu.blogspot.com/2017/11/blog-post_22.html
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