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『置かれた場所で花が咲く』ために

この投稿をInstagramで見る Takehisa Matsuda (44)(@matsuda_take)がシェアした投稿 - 2020年 4月月6日午後9時54分PDT 0: 『関ヶ原』『城塞』『坂の上の雲』のような歴史小説や、(JRグループをテーマとした)『軌道』『 昭和解体』などのノンフィクションや『ハゲタカ(原作:真山仁) 』のような経済ものなど『硬派』 な話が好きな筆者が苦手な分野がある。 いわゆる『自己啓発』ものである。 かつて職場の同僚などに薦められて読んでみようとしたことがあっ たが、とうとう食指が動くことはなかった。 他にも所謂『自己啓発』の類の言葉をもらったこともあったが、 それは単なる気休めであり、 それ以上でもそれ以下でもないと思っている。 また、 以前交際相手から自己啓発セミナーのようなものも勧められたが、 やはり気が乗らなかった。 この『セミナー』 はおそらくマルチ商法の入り口的なものだったんだろう。 ( 自己啓発書やセミナーがマルチ商法への勧誘に利用されることもよ くあると聞いていたこともあり、 結局その後セミナーを勧誘した交際相手とは自然消滅した。) それは今考えると一種の『気味の悪さ』『薄っぺらさ』『虚構』 というものに違和感を感じていたからだと思う。 労働紛争の経験や東日本大震災/ 福島第一原発事故を目の当たりにしたことで、 『何やっても人間のやることには限界があるんだ』 『 ヒトが造るものは欠陥があるからそれを前提に物事を考えるべき』 『お前はそんなこと(綺麗事を) 言ってるが俺らは霞食って生きていけと言ってんのか』 というリアリズム(のようなもの) が身につき始めていたからだろう。 1: 『置かれた場所で咲きなさい』 という自己啓発本がロングセラーとなっているようである。 岡山の私学の理事長の著書らしいことまでは分かる。 相当な苦労人なのだろう。 そして、性善説的な価値観をお持ちなのだろう。 著者の方には大変申し訳ないが、このテの『自己啓発』 というものが、筆者にとっては現実社会の矛盾や差